SEO対策

【Wixからお引越し】Wixでは301リダイレクトのrefreshタグが使えないので代替対応

2021-07-05

最近Wixで作成したホームページでの運用をやめて、Wordpressでリニューアルするお客様が増えました。
wixは301リダイレクトが使えないため、ドメインを取得して運営されている方は、ドメインを移管させた方がサイトの情報が簡単に引き継げて便利です。

問題は新規ドメインを取得して、ホームページをリニューアル運営するときです。

301リダイレクトが使えないと・・・

301リダイレクト確認ができないエラー画面 ←301リダイレクトが使えないと、グーグルのサーチコンソールでアドレス変更設定が出来ません(´;ω;`)ウゥゥ

そのため、Googleに情報が引き継げません。
引き継げないと、全くの新しいサイトとして、1からの出発になってしまいます。

1からの出発になりますと、たとえばホームページのタイトル名で、検索上位にヒットしなかったりしますので、、

それを少しでも回避するために、URL正規化のcanonical属性を設置したり(←こちらは設置できる)、せめてリダイレクトだけでもと設定してみました。

結果、なんとか、サイト名検索で旧wixのURLと同じ位置まで上がってきました!

というわけで、↓こちらwixのリダイレクト設定になります。

wixで、301でなく、ただのリダイレクト設定方法

301リダイレクトではなく、ただのリダイレクト設定になります。
通常は、こちら↓のタグなを、旧ホームページのhead内に記入すれば新ホームページにリダイレクトされます。


<meta http-equiv="refresh" content="0; URL="新ホームページのURL">

他にも.htaccessに記載などありますが
wixでは.htaccessファイルは使えませんし、head内にタグも追加できません。

いろいろ調べた結果こちらで、リダイレクトできることがわかりました。

①ログイン

Dev Mode →開発モードを有効にする
開発モードを有効にする

②タグを黄色い部分に記載して保存をクリック(参考画像では聖夏オフィスに飛ばしています)

import wixLocation from 'wix-location'; 

$w.onReady(function () {
     wixLocation.to("リダイレクト先URLを記載");
})

タグの記載場所

③今すぐ公開

①~③の設定でwixサイトは2秒後くらいに新しいサイトへ飛びます
今すぐ公開


特定のキーワードで検索順位が極端に落ちた場合の対策

2016-04-23
○○○○と検索すると某同業者会社名だけしか
出て来なくなったのですが、急にこんな事ってありますか?

今までは、結構上位に出てきていたのですが、何か原因があるのでしょうか?
●●●●ですと一番で出てくるのですが・・・。

①まず、グーグルにおいて何かペナルティがないか調べます

・グーグルウェブマスターツールにてチェックする
・セーフブラウジングにてチェックする
 アドレスバーに「http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=確認したいサイトのURL」と入力してエンターキー

②index.phpがちゃんとインデックスされているか調べます。

他のキーワードで検索にひっかかればインデックス(認識)されている証拠です

③レンタルサーバーにもよりますが、ログインしてWAF(ログ)を見て攻撃がなかったかチェックします。

例えば、上記の場合、xmlrpc.php という設置時にはなかったファイルが構成されて攻撃を受けていました。どうやらワードプレスをアップデートしたときにできたファイルのようです(アプリなどを使ってリモートから投稿出来る機能に使うファイルのようです)

④次に、アクセス数の推移を調べてみます

・2015年8月14日~・・・アクセス1日平均200~300
・2015年11月7日~・・・アクセス1日平均30~50

⑤次にロボットの訪問者を調べてみます

・2015年8月~・・・Googlebot 1位
・2015年11月~・・・Unknown robot 1位 (Googlebot 5位)

Unknown robotとは未確認ロボット(識別するためのUserAgent文字列が空っぽ)のことです。
特定のキーワードで検索順位が極端に落ちた場合の対策

上記より、私的には Unknown robot ロボットの中に
「xmlrpc.php」を攻撃しに来ているスパイダーの訪問者が多いのではないかと考えます。

でもこれが直接の原因なのかどうかについてはわかりません;

そこで、スマホなどからの更新をされないということでしたので
とりあえずの対策としまして、xmlrpc.phpの属性を「000」にしました。

ほかに考えられる要因

●Googleのアルゴリズム(検索順位を決める設定)のアップデート
●ホームページのリニューアル・テンプレートの変更
●他社サイトのホームページがパソコンで上位表示の上に、スマホ対応を施している
●ホームページの記事の更新が数か月滞っている
●タイトルに半角英数を使っている >>参考サイト
●クローラーやサーバーに起因するWebページの未収集 >>参考サイト

結論

原因を調べてみて、何も思い当たらなかった場合、クロール申請をして、1か月ほど様子をみましょう。落ちても、何気に戻ることもあります;

あらゆるSEOを行っていても、検索順位を100%コントロールすることは不可能ですので、1つのキーワードに頼ったSEO対策は危険です。

ご自身の希望のキーワード、もしくは、検索回数が多いキーワードで上位表示されていても、そのキーワードでの検索結果が圏外になってしまったら、アクセスは激減してしまいます。

閲覧者が あなたの希望としているキーワードで必ずしも来ているとは限りません。

なので記事更新において、さまざまなキーワードを盛り込むことで、幅広くSEO対策を施しましょう。